【管釣り】柏倉フィッシングパークで窮地を救ってくれたスプーン【ヒットルアー】
かなり久々に管釣りに行くことができました。やっと私の管釣りシーズン開幕です。結構なブランクがあいたので、当初は栃木県大田原市のキングフィッシャーでリハビリをしようと目論んでいました。キングフィッシャーは難易度毎に複数のポンドとストリームエリアがあるので、長いブランクがあろうとも20匹はカタイだろうと踏んでのことです。初心者エリアで5匹位釣って気分を上げて、中級者エリアで10匹位釣って感覚を取り戻し、大池で粘って5匹搾り出す!!と具体的なプランまで妄想していたのに・・・トラウト全エリア貸切だと!?直前ですが、出発する前に気付けて良かったとしよう。
クリアな水質でイベントや大会とバッティングしていない管理釣り場を必死で探したところ栃木県栃木市にある柏倉フィッシングパークに決定しました。リハビリ目的なのに、初めての管理釣り場・・・妄想段階で2桁安泰のキングフィッシャーを想定していただけに、不安しかありません。
- 柏倉フィッシングパークとはどんな管理釣り場?
- 柏倉フィッシングパーク攻略の作戦を練る
- 柏倉フィッシングパークで窮地を救ってくれたスプーン
- パターンを強固にしていく
- 欲深き者にはバチが当たる
- 柏倉フィッシングパークでの課題
- ヒットスプーンと釣果
柏倉フィッシングパークとはどんな管理釣り場?
柏倉フィッシングパークは栃木市の山の中にある小規模ポンドで、MAXの釣り場収容人数は20人程度といったところでしょうか。楕円形のポンド形状で、MAX人数が入ると対岸のアングラーとラインクロスシそうなので、快適に釣りをするなら10人程度が望ましい(狙うなら人の少ない平日)です。水質はクリアで管理人さんいわく、最深部は2m程度とのことです。
特筆すべきは、小規模ながらキャンプサイトがあること!!キャンプ&釣りが趣味の人にはヨダレもんの釣り場です。そして管理人さんと常連さんが優しい。言葉に表すと優しいだけで済んでしまうんですが、常連さんがガツガツしたスタイルでないので、あえて難しい釣り座に入っていたり、放流ポイント近くで放流狩りをしたりしないで初心者さんや私の様なヘタクソビジターでも楽しめる(譲ってくれる)。同じ釣り人として尊敬に値するスピリットです。
放流に関しては毎週土日(私が伺った時は午後放流でした)で、ポンド内のストックヤードからの放流となるので不発弾になる可能性は低そうです。平日も行っているのかはわかりませんが土日の夕方にペレットタイムもあります。魚の平均サイズは20~30弱のレギュラー鱒さんで、色物は見た感じでは入っていなさそうな量重視の管理釣り場です。
柏倉フィッシングパーク攻略の作戦を練る
受付で管理人さんにどんな状況なのか?聞いてみると難しいよとの回答が、オープンしたばかりで想定より多くのお客さんが入っているせいか、鱒だまりができてしまい、釣り座によってはかなり苦戦するとのこと。その他、どんなスプーンが効いているか親切丁寧に教えていただきました。管理人さんがとても腰の低い人で私も会話に夢中になってしまい、スタートから15分くらい遅れて私の管釣り開幕です。
クリアポンドのセオリー
クリアのセオリー通りに上の層からチェックしてくるも、アタリが無い。私の入った釣り座は波と逆光で朝一はサイトができませんでした。アタリも魚の追い具合も分からなく、管釣りのブランク、管理人さんの難しいとの助言。ボウズあるかもと早々に追い詰められました。
クリアポンドでのタナサーチではレンジキープ以外に巻き下げも有効なので、再度軽いウエイトのスプーンにチェンジして、おそらく上目だろうと検討をつけて探っていくと、待望のHIT!
そして、期待を裏切らない即バラし!!
柏倉フィッシングパークで窮地を救ってくれたスプーン
バラしたものの、パターンの片鱗は掴めました。ヒットレンジは表層から60cm位で、スピードは極スローな感じです。アタリの感覚は反転こそしませんが、リールのハンドルまで重みが来るイイ状態のアタリです。
再現性のあるパターンなのか、確認するためカラーチェンジしてロデオクラフトのハイド0.7を同じように巻き下げてみると、同じ様なレンジで念願の初キャッチに成功しました。
そして、これがロデオ祭りのファンファーレとなりました。
パターンを強固にしていく
とりあえずボウズは逃れられたのですが、巻き下げや巻上げ、立ち泳ぎ巻きを多用すると自分の神経をすり減らすので、楽をできるなら楽な釣り方に移行したい。
レンジが最適だったのか?スピードが最適だったのか?どちらも必要なのか?それとも巻き下げが必須なのか?を1つずつ潰していけば、パターンの再現性が強固になります。(もちろんそれで、釣れればの話しですが)
まずはレンジの再確認です。巻き下げによる大まかなヒットレンジだったので、レンジキープ巻きでヒットレンジの確定作業です。そのままハイドを続投でレンジキープしてみるも、異常なし。無反応。
今度はスピードの再確認です。ハイドの巻き下げと同等のスピードとなるようにロデオクラフトのブラインドフランカー0.5にチェンジしました。
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ハイドのヒット&キャッチが事故でないことを祈りつつ、BFをキャストすると幸いにもすぐに答えが。その日の柏倉はスピードが重要で、次点がレンジ。ハイドもBFも良い質のアタリが出ているので、アクションに関してはセンシティブではない。そして私の釣り座付近に鱒溜まりが出来ていそう。チャンスタイムを逃すまいと、無我夢中で掛けてはバラし、たまにキャッチしを繰り返すこと、約1時間半。BFをメインにハイドの巻き下げを織り交ぜ午前9時の時点で26匹までいきました。リハビリでこんなに釣れるとは夢にも思っていませんでした。鱒溜まり様様なラッキーパンチです。
欲深き者にはバチが当たる
日が昇ってサイトも出来るようになった事だしもっと楽して数を稼ごうと、10分くらいかけてウエイトチューンをしたクラピーを鱒溜まりに投入した途端、ペースが一気に落ちました。クラピー、シケイダーS、プチモカSと事故的に当たる程度で、時間を無駄にしたばかりか、スプーンでの反応も一気に悪くなりました。
まぁ渋々タイムに入っただけなんでしょうが欲をかいて、あわよくば3桁いけると調子に乗った私への戒めだと思うことにしました。(鱒溜まりの動きや場所にもよると思いますが、ここだけの話し・・・巻きが上手い人なら3桁いけるポテンシャルはあります)
柏倉フィッシングパークでの課題
私の釣り座以外でも鱒溜まりは点在していたのですが、ポンド中央なので0.5~0.7gのマイクロスプーンをデリバリーするにはラインが細めでないと(釣り座によっては)難しいかもしれません。冒頭に書いた通り、当初はキングフィッシャーを予定していたので、最も細いもので(標準直径)0.11mmクラスを巻いていました。マイクロスプーンがメインとなるなら0.09mmクラスを巻いておけばよかったと後悔しています。
ヒットスプーンと釣果
まず釣果なんですが、9時以降の正確な数は数えていません。ごめんなさい・・・9時までは26匹、以降は均して時間4匹位でしょうか。少なく見積っても1日で50匹はいったと思います。良いアタリばかりを合わせたつもりなんですが、結構バラしが多かった。
ヒットスプーンで釣果が良かったのをピックすると
- ロデオクラフトのブラインドフランカー0.5g
- ロデオクラフトのハイド0.7g
- プリズムデザインのスプーン(たぶん)0.5g
その他、ジキルやらハイバーストやらペンタ(夕方だけ)でも釣れたんですが、圧倒的に上の3種のスプーンの方が簡単でした。ついでに強かったカラーは
- 白系
- オレンジが入った複合色
- 深緑
- 黒系
初めて行った管理釣り場なのでこれが常なのかは分かりませんが、とても良いリハビリになりました。重要なことなので繰り返しますが、初心者さんが練習に行くなら平日がオススメです。(放流が無くとも鱒溜まりを追いかけてポイント移動できた方が練習になります)
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