ひがないちにち

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バイク初心者がST250の整備やカスタムを・・・。グラストラッカーやボルティの改造も参考にしています

【管釣り】栃木なら山沼でフルボッコ【トラウト】

この記事、書こうかどうしようかかなり迷いました。釣果的な理由もさることながら、写真を撮り忘れている・・・先に言い訳をさせてもらうと、ガチボウズペースに焦り必死こいて挑んだら、肝心の魚の写真を撮り忘れたのです。

因みに釣行日は2019年の年末です。散々迷った挙句、厳しい状況の打開策のヒントとなればと思い記事にしました。

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なら山沼の上池インレット側からの全景

 

 

 釣り座の問題という一言では片づけられない

この日はかなり久々のなら山沼釣行でした。本当は台風で被害をうけて、再オープンしてすぐに行くつもりでいたのですが、家庭の事情で延び延びになり、結局行けたのは12月の末でした。

当日はヤシオマスというニジマスの3倍体の大型鱒が放流されるということで、持ち帰り鱒トバでも作ってやろう!気温も高めだしインレット側に寄るのではないか?という期待を込めて上池奥のインレットに釣り座を構えたことが全悲劇の始まりです。

 

いきなりの無!!

スタート直後からいきなりの無反応。上目の棚を丁寧に刻んでいくもスプーンでは全くアタリ無し。読みが外れて実は下の棚なのか??と全方向を探ること約1時間・・・思えばこのタイミングで気付けるハズだった。自分を含め周囲のルアーマンはおろか、フライマンさえトラウトの反応が無いことに。

いつものなら山では多少、釣り座の優位性は出てもどこのポイントでも1日釣れば確実に2桁の釣果は約束させています。そんな過去の経験から、放流が入れば問題ないだろうと楽観視していたのだと思います。

 

作戦変更してスローに攻める

その日の目標がヤシオマスを持ち帰ることだったので、多少の悶絶は耐える覚悟で作戦変更。朝一は渋いと判断してスプーンからクランクに切り替えて、スローに攻める様、方針転換しました。

とりあえず、アツいと読んでいた上の棚がハズレだったのでクランクでも棚探りを兼ねてティモンのパニクラDR

 

 

を沖にぶん投げて、地道にアタリ探しを始めたところ事故的に1度だけ、レギュラーサイズのトラウトをキャッチ寸前までいくも手前で痛恨のバラし。当たったレンジは下目の中層でした。このヒットをきっかけに、今日は上の棚じゃないと決断してしまったのも後にわかる大きなミスでした。

 

午前の放流開始

きっかけを掴んだと思い込んだ私は、必死に中層~底付近をクランクで探るも無の応酬です。そんなことをやっていたら、いつの間にやら午前の放流が始まるタイミングに!!

放流といえど、元々のアタリ棚が大きく変わることは稀で、大体の放流魚は居残りトラウトの棚に馴染んでしまいます。ただ、放流魚が入ると回遊性が強くなったり、居残りトラウトも引っ張られてパターンが変わることはよくあります。

放流効果に期待して、インレットの釣り座で粘るも・・・何をしても無!無!!無!!!中層~下をありとあらゆる手段を尽くして攻めますが、全く反応が無い。

 

やっと気付いた

放流から時間も過ぎ、初の管釣りボウズを覚悟しました。完全に心が折れてタバコ休憩をしているときに気付きました。最初は自分を含め5人以上いた上池奥側が今や私1人しかいない!!

あまりに必死になりすぎて完全に周りが見えていませんでした。そしてやっと気付いたんです。今日の上池奥側はデススポットだったことに。普段は面倒なので釣り座の移動はやらないんですが、周りから人が消えるとさすがに不安になり、上池中央付近へ移動しました。 

 

 

st250grasstracker.hateblo.jp 

移動先には花園が

なら山沼の水質はステイン~マッディなので、魚が目視できないことをインレットの釣り座では気にしていませんでしたが、中央付近に来るとサイトできるくらい表層にわんさか魚がいます。たまたまかもしれませんが、何らかの影響でインレット側の魚影が薄かったようです。単に私が下手すぎただけかもしれませんが、なら山沼でここまで釣り座の影響を受けたのは初めてです。繰り返しますが、いつものなら山沼ならどこで釣っても、それなりの釣果はあります。

 

ポイントを移動して再スタート

午前中丸ボウズのペースなので、死に物狂いでサーチからやり直しです。

状況は渋い。棚は中層~下という前提で、探りはじめると・・・全~部間違ってるやん!!という事実発覚。

昼前という状況に関わらず、沖目なら簡単に当たる!棚は中層どころかド表層!!・・・そりゃぁトラウトさん達も丸見えな訳だ。

 

敗因分析

  1. 自分の釣り座の魚影がどの程度なのか?と他と比較しなかった
  2. なら山沼なら安泰と釣り場にあぐらをかいて、思考停止状態だった。
  3. クランクで沖の棚をサーチした際に使ったのが、パニクラDRだったので表層のアタリを見逃してしまった。(パニクラHFを使って各レンジをもっと丁寧に探っていれば、インレットの釣り座でも釣果はあったはず)クランクと言えど、レンジごとにルアーチェンジすべきだった。
  4. たった1回の事故ヒットを今日のパターンと確定してしまった、検証量の少なさ。(←典型的な迷走への道筋です)
  5. 釣ることに前のめりになりすぎた、視野の狭さ
  6. 総じて、判断・決断の遅さ。

どれか1つでも満足に行えていれば、インレットの釣り座でも楽しめたはず。本当に情けないです。

 

その後の釣果

約半日の遅れを取り戻そうと、がむしゃらに釣りをしていたので、おそらく20匹はいけたと思います。後半はアゲインストの中で表層攻めなので辛かったですが、気合で乗り切りました。欲を言うならば、当初は上目の棚がアツそうと読んでいたなら表層の対応も見越して、もっと細いラインを巻いておけば良かった。

一番肝心なヤシオマスの釣果はというと・・・みなさん、ご想像の通りボウズです(^^)b・・・よってお持ち帰りも無し!!

もう途中から、丸ボウズの恐怖からヤシオマスどころじゃなかったというのが本音です。

 

 

st250grasstracker.hateblo.jp

なら山沼で窮地を救ってくれたルアー

写真無しのしょうもないブログを読んでくれた方に、少しでも貢献すべくMVL(もーすと ばりゅあぶる るあー)を抜粋してヒーローインタビューwします。

クランクベイトMVL

沖の簡単に攻略できるトラウトさん達にアゲインストでも届く、冬場に頼れるクランクです。風が弱いタイミングではスプーン、強風時にはクランクとキャスタビリティー優先のローテーションの一角として、ガチボウズから救ってくれました。

目の上(おでこ)にウエイトシールを貼って浮力調整して使用します。元々の浮力が結構あるので乗せれるウエイトも大きく、その分飛距離も稼げるので大きなエリアでは大活躍です。オススメカラーは表示されているクリアイエロー(シャーベットではない)の他、グリーンのシャーベットが高実績です。

 

スプーンMVL

スプーンのMVLはかなり迷いました。如何せん状況は悪くなく、沖でも手前でも釣れなくは無い。

沖でイージーなトラウトさん達をちょっとしたテクニック(スプーンを浮かせる)で釣る方が効率がいいのか?手前でちょっとタフなトラウトさん達をアンダー1gのスプーン(テクニック無しのスプーンパワー)で釣った方が効率がいいのか?ひがな的にはスレてカラーローテする手間まで考えると、沖のイージーなトラウトさん達!

ということで、ウィーパー1.2gがMVLです。その日の1番のアタリカラーは暗めのグリーン系で 、安定の白系と黒系の3色で十分ローテーションが成立しました。

このウィーパー1.2gとフォレストのクローザー0.8gが釣果の6割くらい。後はクランクとその他スプーンといった感じです。

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