ひがないちにち

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バイク初心者がST250の整備やカスタムを・・・。グラストラッカーやボルティの改造も参考にしています

バイクのタイヤに窒素ガスを入れてみました

私のバイクは主に通勤とちょっとした買い物での使用が主です。なので走行距離もなかなか伸びませんし、タダでさえ燃費優良なST250Eさんはガソリンがとにかく減りません。

そんな中、この前かなり久々にST250Eに給油しにガソリンスタンドに行ってきたときの出来事です。

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最近は寒いので、なおさら走行距離がのびないST250E

 

 バイクのタイヤに窒素(チッソ)ガスを入れるメリット

私の通う?ガソリンスタンドでタイヤ屋さんとのコラボキャンペーンをやっていました。ガソリンスタンドの店長さんと、タイヤ屋さんの店長がかなり近しい仲らしく、一般的にガソリンスタンドでやっているタイヤキャンペーンとは一線を画すらしいです。←知らんがな!!要するにスタッドレスタイヤの売れ残りを安く売りますよ的なヤツです。そして偶然にも、ガソリンスタンドに来ていたタイヤ屋さんのスタッフは私の同級生です。

スタッドレスタイヤを購入してくれた人には無料で窒素ガス入れます!を宣伝していたので、窒素ガス入れるメリットが本当にあるのか?ちょっと話を聞いてみました。

  1. 空気圧が下がりづらい(空気が抜けづらい)
  2. タイヤ寿命が僅かにのびる

主にこの2つが実際に体感できるメリットです。他にも利点はあるようなのですが、一般車には体感も出来ない程度だそう。

 

窒素(チッソ)ガスを入れるタイヤ屋さんの真意

①空気(窒素をメインとした酸素などの混合気)より、純窒素の方がタイヤの分子間を通りぬけづらいために、結果的にタイヤの空気圧が下りづらいということになります。

②酸素が含まれていないため、タイヤが酸化(劣化)しづらいのと、空気圧が下りづらいのでタイヤの偏磨耗を現象させられる。よってタイヤ寿命が僅かにのびるということです。

ここからが本題です。

①については窒素ガスだからといって、全く空気圧が下がらない訳では無いし、普通の空気(混合気)を入れても先に酸素が抜けていくので結果として窒素が居残る。これを繰り返していけば必然的にタイヤ内は窒素が大部分を占めることになるし、②についてもタイヤの外側から酸素や日光、水分を多量に浴びているのでタイヤの延命は微々たるもの。

結論として、一般車がお金を払ってまでタイヤに窒素ガスを入れる意味はない。とのことです。

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タイヤに窒素ガス・・・意味ある??

ST250Eのタイヤに窒素ガスを入れてみた

本当はスタッドレスタイヤを購入しないと無料にはならないんですが、友人のよしみでサービスで入れてもらいました。(過去に2回ほどそのタイヤ屋さんでタイヤ買ってるし、ちょっとくらいイイよね・・・)

私としては完全にお遊びなんですが、相手はさすがはプロ!ちゃんと元々のタイヤの空気を抜いてから窒素ガスを入れてくれました。

バイクのタイヤに窒素ガスを入れてみた感想

もう、ビックリするくらい・・・・・

 

 

 

 

 

違いが分からない。気持ち重くなった様に一瞬感じましたが、よく考えたら、久々にガソリン満タンになったんだから、それのせいでしょう。

あんまり意味無いよと聞いた矢先なので、逆プラシーボ効果かも知れませんが、可も無く不可も無い。しかも車じゃなくてバイクだし。

やっぱり、バイクのタイヤに窒素ガスを入れるよりは、マメな空気圧チェックの方が快適度が高そうです。

 

st250grasstracker.hateblo.jp

 

 

窒素ガスつながりで、コーヒーの話

全くの余談なんですが、ボトル缶コーヒーやアルミ缶タイプの缶コーヒーを開ける時、プッシュッとガスが抜けますよね。炭酸飲料でもないのに・・・と疑問に感じていた人のためにマメ知識?

あのガスの正体は、コーヒーの酸化を防ぐための窒素ガスです。日本のメーカーさんは缶コーヒーにまで最高の味を提供しようと努力している・・・芸が細かいですね。

ガスが封入してあるので、ボトル缶コーヒーを開ける際、振ったりするとキャップ内側にコーヒーがつき、それがガスと一緒に飛び出してきます。いきなり全開にするのではなく、ちょっとガスを抜いてやる様にあけると手がコーヒーまみれにならずに済みますよ。

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アルミ缶コーヒーを開ける際のガスは窒素ガス