ひがないちにち

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バイク初心者がST250の整備やカスタムを・・・。グラストラッカーやボルティの改造も参考にしています

【チョッパー?】レブル250のカスタム~映えるネオスクランブラー・カフェレーサー~【ボバー?】

2020/1/13  編集

先日コンビニでレブル250とすれ違いまして、ヤバい!カッコいい!!いじりたい!!!と思ってしまい、購入できないとは思いますが色々と外装カスタムの妄想をしてみました。

カスタムコンセプトは乗りやすさを重視しつつなるべく手軽に!

  

f:id:AZSarc:20191010110301j:plainHonda レブル250HPより出典

 

 

 

人とカブらない穴場的バイク

 

 

 

HONDA Rebel250 のスタイル

私が250ccバイクを購入する前、色々なバイクを比較検討していた当時から、かなり人気のバイクだけあって、何度も写真を目にしてました。

はっきり言って、レブルは写真写りが悪い!ホンダさんもったいないですよ!!実物の方が3割増でカッコよく見えます。ジャンルとしてはクルーザー(アメリカン)ですが、ノーマルのままでもパッと見ボバーに見えるんで、写真で見るよりカッコよく見えます。水冷の単気筒なので、エンジンヘッド周りがスッキリとした印象です。

特徴的な印象な、傾斜して取り付けられたガソリンタンクはクルーザー界の超大御所であるハーレー883を彷彿させ、車格も凝縮されている感がありスポーティーさを演出しています。

 

 

バイクのカスタムのやり方

カスタムとは基本(ノーマル)に足し算するか引き算するかなんですが、足し算と引き算は難易度がかなり違います。

足し算はノーマルに無いパーツを加えていけばいい(例えばカウルやメーターなど)ので比較的やりやすい部類のカスタムです。

引き算はその逆でパーツを削除していくんですが、純正で不要なパーツなんて基本的には付いていません。それを単純に削除してしまったら安全性や機能性が失われていくので、最低限必要な部分を見極めつつ削っていく・・・なおかつ削った(カスタムした)後の姿を想像しつつ行うのでセンスが必要なんです。最低限必要な部分を見極めるにはユーザー側の妥協(諦め)も重要だったりします。例えば、フェンダーを短くすればライダーへ泥ハネしやすくなりますし、シートを薄くクラシカルなものに変更したなら乗り心地の悪化もあります。ユーザーとしての妥協点をどこに設定するか?要は落としどころ探しが引き算カスタムの難しくも熱中してしまう部分なんです。

 

 

レブル250 簡単ボバーカスタム

ボバーはムダをそぎ落とし、ロー&ショートなシルエットを目指していくのが王道です。レブルは元々ボバー寄りなシルエットで250に限って言えば、エンジン周りのスカスカ感もありボバーカスタムとかなり相性の良いベース車だと思いました。さらに、傾斜したタンクがあり、街乗りで注目度の高いスポーティーなボバーと変身させることが簡単です。(フレーム加工をしなくとも、もともとスポーティーな印象があるレブルはカスタム難易度がぐーんと下がる!)

最も簡単に、よりボバーぽく魅せるにはリアフェンダーを極限まで短くし、ハンドルをフラット気味なものに交換するだけでかなり良い線まで行くと思います。

もっと本格的にいじるなら、タイヤやサスペンションまで手を付けたいですが、外装以外のパーツを交換するとなると敷居が一気に上がると感じるでしょう。手軽にボバーっぽくするには、目の錯覚を利用するのも有効です。エンジン周りに目を向けさせる(エンジンから遠いパーツは目立たなくする)例えば、社外ショートマフラーで注目させたり、ミラーやテールランプをもっとシンプルに目立たなくするなど。

 

 

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レブル250 簡単チョッパーカスタム

チョッパーの語源はムダをそぎ落とすこと。なんですが、日本ではそれよりも『ロー&ロング』に注力されたカスタムをチョッパーと呼ぶ傾向が強いです。なので、基本の引き算より目の錯覚を利用するための足し算カスタムする人が多いです。例えばアップハンドル(フロントサスが長い様に見える)やエスカルゴフェンダーなど。

あくまで目安ですが、ロー&ショートをコンセプトとしたボバーは小回りが利きやすく、信号待ちや右折左折を頻繁に繰り返す『街乗り』に適した改造。ロー&ロングをコンセプトにしたチョッパースタイルでは、ライディングポジションをゆったりと大きくとれることから、小回りは利きづらいですがロングライドのツーリングに適した改造となります。

本気でチョッパーかつロー&ロングを目指すなら、ホイール変更やフレーム加工など後戻りしづらい(できない)カスタムとなってしまうので、足し算カスタムに逃げる気持ちはよく分かります。

私自身、足し算カスタムの方が楽だし純正に戻しやすいので、昔は足して、足して、足してゴテゴテになってしまいました。私の様にならないためにも、引くべきところはちゃんと引くメリハリを意識した方がいいです。

 

 

個性的ネオスクランブラーカスタム

レブル250がボバーカスタムに向いているというのは前述の通りなんですが、ボバーカスタムを応用してレブルをネオスクランブラーにカスタムしたら、かなり映えるのではないか!?というのが本題です。ネオスクランブラーは半分造語なんですが、トライアンフドゥカティスクランブラーなど『ネオクラシック系』バイクをスクランブラーにアレンジしたのがネオスクランブラー。 

スクランブラーとは古くは舗装されたレースコースが無い時代、今でいうクラシック系のバイクを未舗装路を走れるよう改造し、草レースを行っていたのが始まりだそう。ネオクラシックとは、エンジンや冷却系・サスなどは現在の最新ネイキッドのものを流用し、外装を60~80年代バイクに似せてオマージュしたもの。 )

あくまで現代の最新鋭バイクをスクランブラー風にカスタムしていくので、クラシックなスクランブラーよりスポーティーな印象も必要です。(レブルにはもともと備わっている印象なので大規模に手を加える必要が無いのはありがたいポイント)

トライアンフドゥカティのネオスクランブラーに共通する点は、正統派スクランブラーの特徴、例えばブロックタイヤやアップマフラーは踏襲しつつも、マシンスペックが高すぎる故にエンジン周りのコア部が密集して見えること。 そう、ボバーカスタムで書いたエンジン周りに目を向かせる作戦を使えば、 レブル250でスクランブラーが手軽にできそう!

そういうわけで、ST250Eを購入したばかりの私がレブル250に目を奪われてしまったんです。

 

 

レブル スクランブラーカスタムのポイント

まずは一番ネックともスクランブラーの顔ともなるブロックパターンのタイヤですが、レブル250のタイヤサイズに前後とも合いそうなのがピレリのMT60RS。適合するタイヤさえあれば、もうできたも同然です。

※純正タイヤサイズ【後輪】150/80-16M/C 71H  【前輪】130/90-16M/C 67H

 

 

 

 

次にハンドルですが、せっかくの中心に寄っている感を崩したくないので、変えるとしたらアップにはせず幅を広げるくらい。レブルのスタイルをより活かし、人とは被らないオリジナリティを狙うなら、あえてハンドルを下げてフォークブーツを追加して目線を下にずらしクルーザーとスクランブラーのミックスを強調するのも面白そうです。

マフラーはスクランブラーの定石に倣いアップタイプで、できることなら凝縮感を演出しつつ存在感で出しゃばらないようにショートアップマフラーにエキパイ諸共交換。(FI車でマフラーエキパイ部にセンサーが取り付けてあるので注意が必要)

最後にフェンダーやライト類をシンプルかつコンパクトにすれば完成です。

 

 

番外編 カフェスタイル

海外では本来カスタムベース車として適さない(カスタム難易度の高い)クルーザーをカフェレーサーやスクランブラー魔改造することが、一部の凄腕ビルダーの中で流行っているそうです。ホンダのレブル250はクルーザーの中ではスポーツ寄りなフォルムなので、正に日本市場の穴を突いたデザインです。それが日本でのスマッシュヒットの要因かもしれません。

ドラッグスターなどのクラシックフォルムクルーザーをカフェレーサーやスクランブラーに仕上げていくのは、上記の通りかなり難易度が高い(コストもかさむ)ですがレブルならライディングポジションに妥協できるなら可能です。なぜ妥協が必要かですが、純正のステップ位置がクルーザーなので前寄りとなっているのに対し、カフェスタイルでは前傾姿勢のライディングポジションとなるような改造を施していくので、必然的にバックステップに交換したくなる。しかし、クルーザージャンルのレブルでは本来バックステップの需要が無い(カスタムパーツとして欲しがる人が少ない)ので、パーツが入手困難であることが妥協点です。解決策として、ワンオフでバックステップステーを作るか、市販品のバックステップが発売されるまで耐えるかとなります。

レブルのステップ位置問題さえ解決できれば、カフェスタイルに使いまわせる社外パーツは豊富にあるのでレブルでカフェレーサーという強烈な個性を出すことができます。

 

 

st250grasstracker.hateblo.jp

 

 

ST250Eと違って、適合するパーツがたくさんあるって羨ましい。ボーナスたくさん出たらレブルも買っちゃおうかな・・・でも妻様にバレないように隠して置けるかな?

まぁこんな大物を隠せる場所なんてうちの庭には無いんですが。

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