ひがないちにち

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バイク初心者がST250の整備やカスタムを・・・。グラストラッカーやボルティの改造も参考にしています

【管釣り】スプーンのカラーに迷った時の解決策【我流】

2019/12/17 編集

st250grasstracker.hateblo.jp 

急に寒くなったかと思うと、翌日は一気に暖かくなったり、季節の転換期『秋』らしい気候が続いてましたね。

私は11月~12月前半管釣りが特に好きです。ポンド型の釣り場は、人間の感覚より季節感がワンテンポ遅れます。水の中では急激な水温変化はおきづらいですが、それでもコロコロ変わる秋の空のように、魚たちもその日によってコンディションがコロコロと変わるのが晩秋の特徴です。パターンが掴みづらいので、迷走することもしばしば。(私自身がかなり迷走していますが)そんな時の私のスプーンカラーに関する解決策を紹介します。

 

 

 

定番カラーの正体

エリアフィッシングのスプーン定番カラーというのは、ご存知かと思います。でもその定番カラーがなぜ釣れるのか?定番たる所以って考えたことはあるでしょうか?

ベテランの人には今更感があるかも知れませんが、一応説明すると定番カラーは餌となるモノの色と関連するというのが定説となっています。

 

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オリーブや焦げ茶の渋めカラーが釣れる理由

 

オリーブ焦げ茶系のカラーは、養殖時代の主食であるペレットの色と類似するから反応がいい。ペレットカラーというジャンルもあるくらい、管釣りでは定番かつ外せないカラーです。釣り場によってペレットを撒く頻度や、ペレットそのものの色の違いはありますが、大ハズレが無いカラーなので、つい頼りたくなってしまうカラーです。

 

オレンジやピンク、白のハデ目カラーが釣れる理由

一見して食性とは関係無い、アピール重視カラーのように思われがちですがオレンジピンク魚卵を彷彿させる色だから食いがいいのではないかと思っています。実際に管理釣り場に運ばれてきた魚でも産卵する個体はいるようです。普段ペレットが主食な魚達からしたら、共食いになってしまいますが魚卵はご馳走なはず。

ハデ系カラーは放流と決めつけず、通常モードで使っても威力を発揮するパターンがあります。最たる例がボトム系スプーンです。オレンジ、ピンク、白はボトム系スプーンの定番色であることが裏づけでもあります。

 

意外と忘れられがち?マッチザハッチなカラー

上記のカラーは名称こそメーカーによって様々ですが、ド定番なカラーなので誰しも似た系統のカラーのスプーンを持っているでしょう。でもマッチ・ザ・ハッチを意識したカラーって積極的に使ってますか?ちなみにマッチザハッチはフライ用語ですが、マッチザベイトと同類の意味です。要は魚が食べている虫に似せていこうという発想なんです。

淡いオレンジ(からし色)淡い緑(黄緑)シルバーなんかがマッチザハッチカラーだと勝手に分類しているのですが、今回はルアーフィッシングでのマッチザハッチを掘り下げてみようと思います。

 

 

11月上旬の魚のレンジについて

釣り場による。と言われてしまえば終わってしまうんですが、私の経験上11月上旬位までは水面を意識している魚の数が多いように感じます。最初に書いたように、管理釣り場に多い『ポンド(止水域)』タイプの季節の進み方は人間が感じるよりワンテンポ遅れています。

これも私の経験測ですが、ニジマスでもバスでも暑い水温から魚の適水温になった時が1年で最も食性が強くでます(食いがよくなる)。いわゆる秋の爆食いってヤツです。その時は、中層から上の方がよりイージーに釣れると感じています。なので秋は中層から上を攻めた方が効率がいい。よって、表層を得意とするマッチザハッチカラーと相性がいい。

 

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11月上旬でスプーンのカラーに迷ったら

自分で決めているカラーローテーションがあるなら、そちらを信じて釣りに望んだ方が変に迷わないので、そちらを優先してください。

でも何となくカラーローテーションしている人や、これから買うスプーンのカラー選びで迷った人は時期限定ですがマッチザハッチカラーを軸にローテーションすることをおすすめします。例を挙げると淡いオレンジ、淡い緑、シルバー、茶、黄土色などです。

 

マッチザハッチカラーを深堀り

上で上げた例以外でも、マッチザハッチで調べると、いろんな虫の写真が出てくるので、それを参考にするも良し、現地で虫を見つけて色を合わせてもいい。でも、その中で1度は試してみて欲しいカラーがあります。それが淡い緑(黄緑)系のカラーです。

はっきり言って、淡い緑系カラーは定番色に比べて人気が無い色です。でも、ハマったときの爆発力はなかなかのもんです。周りの人があまり使わない色でハマった時は、フィーバータイムが長く持続するので、ちょっとは不人気カラーのスプーンを持っていると美味しい思いをすることがあります。(たまにだけど)

 

 

スプーンのカラーローテーション

私が管釣りを始めたてのころは、カラーローテーションで悩みました。バラバラの色をローテーションしてアタリカラーを絞りこんでいくローテーションもありますが、今回書いたのはアタリカラーを決め打ちしてローテーションしていき不発だったら違う系統の色を試せばいいという、逆バージョンです。

ローテーションのタイミングも人によっていろいろな考え方がありますが、私はアタリカラーを見つけたら釣れるだけ釣って搾り出し反応が悪くなってからローテーションする派です。アタリカラーの賞味期限を延ばそうとはしません。

カラー選択で重要なのは、自分のロジックを持つということです。極論を言えばそのロジックが正解かどうか?も大した問題じゃない。考えの方向性を決めておけば成功しなくても、違う方向に舵をきる事が簡単にできます。

ちなみに『釣れる』という答えだけを追い求めるなら、今回の趣旨とは違いますが、その釣り場のご当地(強い)カラーを徹底的に調べるというのもあります。釣り場の人に聞けば案外簡単に教えてくれたりするので、ローテーションに入れるのもいいかもしれません。

自分で考えて釣るつりって面白いですよ。

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