ひがないちにち

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バイク初心者がST250の整備やカスタムを・・・。グラストラッカーやボルティの改造も参考にしています

【装備】ふたご座流星群の見ごろ【12月】

もうすぐふたご座流星群の見ごろを迎えます。冬は空気が澄んでおり、天候に恵まれる割合が高く、3大流星群*1ふたご座流星群は、ほぼ毎年安定して現れる&流星の数では最大規模なので冬は流星群観察の絶好のチャンスです。

 

 

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12月はふたご座流星群の季節です

 

2019年のふたご座流星群の見ごろ

2019年のふたご座流星群の極大*2(見ごろ)日時は12月15日(日)の明け方4時ごろとなっています。夜明け前(空が明るくなってくる時間帯)がピークになるので、実質的な見ごろは12月14日(土)の深夜が適しています。天候に恵まれない場合は、前後2日間ていどならピーク時には及びませんが観察できる可能性アリです。

肝心のふたご座の位置ですが、冬の大三角またはオリオン座の上の方といったイメージです。ふたご座のカストルを中心に放射状に流れる流星がふたご座流星群です。ふたご座流星群の特徴として数は年間の中で最大規模なんですが、流れる(瞬く)時間が短く、流星の尾もあまり引かないので見過ごしてしまう可能性も・・・そんな時、星座早見盤 

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を準備して暇つぶしに備えるのも良いと思います。

 

観察に適した場所

2019年のふたご座流星群の見ごろ時期は月が大きく、月明かりが観察の妨げとなってしまいます。せめて観察場所は外的な光が少ない場所を選びたいところです。流星群の観察に適した場所をランキングにしてみると

  1. 天体観測場
  2. 人里から離れた高原キャンプ場
  3. 民家の少ない山や高原
  4. 光の少ない河原や海

 

人工的な光は少ない程、観測に適していることは言うまでもないんですが、空気の綺麗さも重要です。よく言われる「田舎は星が綺麗」ですが、同じ田舎でも工場排気などで空気が淀んでいる場所では澄み切った夜空を望むことはできません。実際は遠くまで足を運んでの流星群観察はハードルが高いので近場で観察するにしても、光と空気をポイントに観察スポット選びをしてみてください。星を見るための人気スポットは流星群の時期はとても混みあうので、特別な理由がなければ人気スポットを避けることを推奨します。

 

流星群の観察ポイント

観察する気候条件によって異なりますが、ふたご座流星群の見ごろ時間帯で熟練した人が観測して、1時間に100個前後の流星を数えることが出来るそうです。しかし、今回のふたご座流星群の実質的な見ごろ時間帯は14日の23時~3時ごろで、月明かりも邪魔します。私のような素人が観測した場合には見逃しもあるでしょうから、1時間あたり10個も見ることが出来たら御の字でしょう。

~観察のポイント~

  • ふたご座のカストルを中心に捉えて観察する。
  • 流星群の極大(ピーク)にむかって、徐々に流星の数が増えるので最低30分、できるなら1時間以上は観察していたい。
  • 暇つぶしの準備をしておく。

 

 

流星群を観察するための持ち物・道具について

ふたご座は比較的メジャーな星座なので、位置を知っている人もいるかもしれませんが、せっかく星を見るなら星座早見盤をつかって他の星に目を向けるのも良いと思います。方角が分からない人は、スマホに方位磁石アプリをインストールしておくといいでしょう。

条件の良い観察場所が無い人は双眼鏡も準備しておくと良いと思います。ただし倍率が高すぎる双眼鏡はブレなどから、観察しづらいので10倍程度の倍率に留めておくのがベターです。

 

冬の流星群観察を快適に【防寒装備】

冬の時期なので、言われなくとも温かい服装で観察に臨むと思いますが、効率的かつ快適な防寒装備でしょうか?

流星群の観察は寝転んでの体勢が一番楽なので、寝転べる装備が必要です。でもレジャーシートでは、せっかくの温かな服装の機能を活かせません。地面と体の隙間が防寒には重要なので、リクライニングチェアかキャンプ用品のコットが理想です。 

服装に関する防寒も首、腰、太ももなど太い血管周辺を防寒する術は怠らないんですが、頭&顔まわり足元が見落としがちなポイントです。不安がある人はワークマンで防寒グッズの調達がおすすめです。

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ワークマンの防寒ブーツ ケベック2019年モデル
ワークマン公式オンラインストアより引用

 この防寒ブーツは私も購入したので後日インプレしますが、ワークマンの例に漏れずコストパフォーマンス最高なブーツです。寒さを感じやすい顔と足の防寒対策をかためれば快適度は格段にアップします。 

st250grasstracker.hateblo.jp

 

最後に快適性と雰囲気を盛り上げるために、アウトドアバーナー*3の準備をおすすめします。私の場合は、何もしないと観察開始から10分程度で飽きてくるので、アウトドアバーナーで湯を沸かしコーヒーを飲みながらマッタリします。焚き火でも良いんですが、泊りがけ以外の場合は火の始末が面倒なので、シングルバーナーに留めておくのが吉です。 

st250grasstracker.hateblo.jp

今回新たに持ち物を準備する場合でも、年明け早々のしぶんぎ座流星群観察に使いまわせるので無駄にはならないはずです。

 

 

流星群をスマホで撮影してみよう

撮影する時の運にもよりますが、スマホで流星群の撮影はできます。流星群として撮ることは出来なくても、単体の流れ星としての撮影なら可能性が更に高まります。

~準備するもの~

  • スマートフォン
  • 三脚(安価なものでもOK)
  • 大量の写真をためられるスマホの空き容量
  • 星空撮影アプリ(露光時間とISO感度の設定幅がある夜景撮影アプリでもOK)
  • (アプリによるが)タッチペン
  • 天候などの運

 

以上が揃えば、スマホで流れ星の撮影ができます。まず手振れ防止のため、安物でもいいので三脚は必須です。星空撮影アプリは使用しているスマホとの相性もあるので実践前に星空を試し撮りしてみて決めるのがベストです。露光時間を20秒以上に出来る機能が必須です。そして満足のいく写真が撮れるまで、ひたすら写真を撮るのでスマホの空き容量が多い程快適です。

アプリによってタイマーや連続撮影機能が充実しているなら、必要無いですがシャッターアイコンに触れる際の手振れを最小限に抑えたいので、タッチペンもあった方がいいかもしれません。

 

スマホでの撮影方法

基本的にインストールする星空撮影アプリに従うだけなので、特別難しい技術は無いです。フォーカスを∞(無限大)にして、ふたご座のカストルにピントを合わせます。

ISO感度を最大(試し撮りによって変更してもOK)にして、露光時間を20秒以上に設定(私はいつも30秒に設定しています)して運よく流れ星がうつるまでトライ&エラーの繰り返しです。

根競べのような撮影になるので、なるべく流星群の極大(ピーク)を狙って撮影開始するのが撮影確立を上げるコツです。

 

 

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*1:しぶんぎ座流星群「毎年1月ごろ」、ペルセウス座流星群「毎年8月ごろ」、ふたご座流星群「毎年12月ごろ」の3つの流星群は毎年安定して観測できることから3大流星群と呼ばれている。

*2:時間あたりの流星の数がもっとも多くなること。

*3:観察場所により火気厳禁の場合があるので要確認です。キャンプ場、河原、自宅での観察の場合のみ使用可と考えていた方がいいと思います。もちろん周囲に他の観察者がいる場合は迷惑にならないよう注意が必要です。